大型犬を家族に迎えたいと考えている方は多いのではないでしょうか?
大型犬は存在感があり、頼もしいパートナーとなってくれる魅力的な存在です。
しかし、体が大きい分、小型犬や中型犬とは異なるケアや準備が必要になります。
また、運動量や食事量、かかりやすい病気なども大きく変わってきます。
大型犬といっても、ゴールデンレトリバーのような温厚な性格の犬種もいれば、ドーベルマンのような警戒心の強い犬種もいて、それぞれに異なる特徴があります。
今回は、主な大型犬の犬種の特徴から、飼育する上での注意点、そして大型犬を迎える前に知っておきたいポイントまで、詳しくご説明します。
愛犬との素敵な生活を始めるための参考にしていただければと思います。
目次
人気の大型犬種7選|性格・飼いやすさ・注意点を解説

一般的に、20~25kg以上の犬が大型犬と定義されています。
大型犬には多くの魅力的な犬種がありますが、それぞれに独特の性格や特徴があります。
ここでは、特に人気の高い大型犬種を紹介していきます。
- ・ゴールデンレトリバー
大型犬の中でも特に家庭犬として愛されている犬種です。
温厚で人懐っこく、子どもとの相性も良いため、ファミリー向けの犬種として非常に人気があります。
賢く訓練しやすいのも大きな魅力で、初めて大型犬を飼う方にもおすすめできる犬種です。
ただし、被毛が長く抜け毛が多いため、日々のブラッシングが欠かせません。
- ・ラブラドールレトリバー
同様に家庭犬として人気が高い犬種です。
ゴールデンレトリバーよりもやや活発で、運動量が多く必要になります。
水泳が得意で、アウトドア活動を楽しむ家庭にぴったりです。
短毛なのでお手入れは比較的楽ですが、抜け毛の時期は頻繁なブラッシングが必要になります。
- ・スタンダードプードル
フワフワで巻き毛のシングルコートを持ち、抜け毛と体臭が少ないのが特徴です。
ただし、被毛が伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。
また、活発で学習能力が高く、しつけを行いやすい犬種としても知られています。
- ・シベリアンハスキー
その美しい外見と独特の性格で人気の犬種です。
非常に活発で持久力があり、寒さに強いのが特徴です。
ただし、暑さには弱いため、夏場の環境管理には特に注意が必要です。
- ・秋田犬
日本犬の凛々しい大型犬です。
忠実で勇敢な性格で、家族に対して深い愛情を示します。
しかし、独立心が強く頑固な面もあるため、根気強い訓練が必要です。
また、他の犬に対して警戒心を示すことがあるため、早期の社会化が重要になります。
- ・バーニーズ・マウンテン・ドッグ
スイス原産の温和で穏やかな性格の犬種です。
大型犬の中でも特に優しく、子どもや他のペットとも仲良くできることが多いです。
長毛のトライカラーの美しい被毛が特徴的ですが、抜け毛が多く、特に換毛期には念入りなブラッシングが必要になります。
- ・ジャーマンシェパード
警察犬や軍用犬としても活躍する賢く勇敢な犬種です。
家族に対しては非常に忠実ですが、見知らぬ人には警戒心を示すことがあります。
しつけをする際は適切な社会化を行うことが重要になります。
上記以外にも、大型犬の犬種としては以下が挙げられます。
- ・ブルドッグ
- ・ダルメシアン
- ・ボクサー
- ・アラスカン・マラミュート
- ・セントバーナード
- ・アフガンハウンド
大型犬を飼う前に知っておきたい住環境・運動の基本

大型犬を飼育する際は、小型犬とは異なる様々な配慮が必要になります。
事前にしっかりと準備をしておくことが、愛犬との快適な生活につながります。
住環境の準備
大型犬を迎える前に、まず住環境の整備が重要です。
室内で飼育する場合は、十分なスペースを確保する必要があります。
特に、愛犬がリラックスできる専用のスペースを畳4帖ほど作ってあげることが大切です。
床についても注意が必要です。
フローリングは滑りやすく、大型犬の関節に負担をかける可能性があります。
滑り止めマットやカーペットを敷くなどして、愛犬が安全に歩けるような環境を整えましょう。
また、大型犬は力が強いため、家具や壁に傷をつけてしまうことがあります。
特に若い犬の場合は、保護シートを貼るなどの対策を考えておくと良いでしょう。
必要な運動量
大型犬は一般的に小型犬よりも多くの運動を必要とします。
犬種によって必要な運動量は異なりますが、1日に1〜2時間程度の散歩や運動が必要になることが多いです。
ただし、子犬の場合は関節がまだ発達途中のため、過度な運動は避ける必要があります。
また、シニアのわんちゃんや持病がある場合、運動不足は肥満やストレスの原因になり、問題行動につながることもあります。
愛犬の健康維持のためにも、十分な運動時間を確保することが重要です。
大型犬に多い病気と健康管理のポイント|関節・胃捻転に注意

大型犬には特有の健康上の注意点があります。
早期発見・早期治療のためにも、これらの点について理解しておくことが大切です。
股関節形成不全
大型犬で注意したいのが関節の病気です。
股関節形成不全は、大型犬に多く見られる遺伝性疾患です。
成長期に発症することが多く、歩き方の異常や運動を嫌がるなどの症状が現れます。
関節の健康を保つためには、適度な運動と体重管理が重要です。
肥満は関節に余計な負担をかけるため、食事量の調整や定期的な体重測定を行いましょう。
また、硬い床での生活は関節に負担をかけるため、前述したような床材の工夫も効果的です。
前十字靭帯断裂
前十字靭帯断裂も大型犬に多く見られる関節の問題です。
膝関節の安定性を保つ重要な靭帯が切れてしまう病気で、運動した際などに起こることがあります。
症状としては、突然の足を引きずって歩くことや足に体重をかけたがらないなどが見られます。
症状が悪化する可能性があるため手術が必要になることが多く、早期の診断と治療が重要です。
胃捻転症候群
大型犬で命に関わる緊急疾患として知られているのが胃捻転症候群です。
胃がねじれた状態になることで血流が阻害され、短時間で命に関わる状態になることがあります。
予防のためには、食事の与え方に注意が必要です。
一度に大量の食事を与えるのではなく、1日の食事を2〜3回に分けて与えるようにしましょう。
また、食後すぐの激しい運動は避けることが大切です。
もし愛犬が食後に苦しそうにしていたり、お腹が膨らんでいるなどの症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。
拡張型心筋症
拡張型心筋症は心筋の収縮力が低下し、心臓が拡大してしまう病気で、進行すると心不全を起こす可能性があります。
初期症状は運動を嫌がる、疲れやすい、咳が出るなどがあります。
症状が進行すると、呼吸困難や失神を起こすこともあります。
治療は主に薬物療法が中心となり、早期発見・早期治療により症状の進行を遅らせることができます。
大型犬を迎える前に知っておきたい準備と心構え

大型犬を家族に迎えることは、長期間にわたる大きな責任を伴います。
十分な準備と心構えを持って迎えることが、愛犬との幸せな生活につながります。
経済的な準備
大型犬の飼育には、小型犬よりも多く費用がかかることを理解しておく必要があります。
食費が高くなったり、病気になった時の治療費も高額になりやすいです。
また、トリミング代やペットホテル代なども、体の大きさに応じて高くなることがあります。
緊急時に備えて、ペット保険への加入も検討しておくと良いでしょう。
さらに、おもちゃやベッドなどのグッズも大型犬用のものを購入する場合、小型犬用より高価になることが多いです。
大型犬は食費・医療費・トリミング費などが体の大きさに比例して高くなるため、飼育費用も小型犬・中型犬より高くなる傾向があります。
住居と移動手段の確認
賃貸住宅にお住まいの場合は、大型犬の飼育が許可されているかを必ず事前に確認しましょう。
ペット可の物件でも、小型犬のみ可という条件があることが多く、大型犬が飼育できる物件は限られています。
また、敷金が追加で必要になったり、月々のペット代が発生することもあるため、ここでも経済的な負担の検討が必要です。
また、移動手段についても準備が重要です。
大型犬は電車やバスでの移動が困難なため、動物病院への通院や緊急時のための交通手段を事前に検討しておくことが大切です。
大型犬との暮らしを始める前に|飼い主が知っておきたい注意点まとめ
大型犬は魅力的なパートナーになってくれる素晴らしい存在ですが、飼育には十分な準備と理解が必要です。
重要なポイントをまとめます。
- ・犬種ごとに性格や必要な運動量が大きく異なる
- ・住環境の整備、特に床材や十分なスペースの確保が大切
- ・関節疾患や胃捻転症候群など、大型犬特有の健康リスクの対策
- ・飼育にかかる費用を理解する
- ・大型犬を飼育できるところに住む
- ・動物病院などへの移動手段を検討する
大型犬との生活は確かに大変な面もありますが、適切な知識と準備を持って迎えることで、愛犬との素敵な日々を過ごすことができるでしょう。

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